こんにちは、中谷卓也です。
本日はコーチ・コンサルタントなど講師となる人がセミナーをする時に着る服装、とりわけスーツの重要性と、どのようなスーツを着るべきかと言う話をし、これまで セミナーをする際に服装で悩んでいた方や、ご自身の見せ方にしっくりきていなかった方の参考になるスーツスタイルというのをご提案してみたいと思います。
世の中には様々なセミナーやプレゼンがあり、それぞれにご自分の見せ方というのを工夫してスーツだったりジーパンだったり、タートルネックだったり、Tシャツだったりといった服装が選ばれています。
そのため、カジュアルな格好でセミナーをするのが格好いいと錯覚しそうになりますが、 コーチ・コンサルタントとしてセミナー後にご自身のサービスの販売をしたいとお考えならば、まずスーツでキチンとした服装をするべきです。
その理由と、具体的なスタイルについてお話ししていきたいと思います。
INDEX
セミナー講師は服装やスーツが収入を決める!?
まず、あなたには絶対に知って欲しい事実が二つあります。
・ 人は第一印象を引きずって、その人のサービスを買うか否かを決定づける
・ 第一印象は見た目が9割である
これは有名なメラビアンの法則というものですが、第一印象は見た目が9割(93%)であり、話の内容は7%でしかないということがわかっているんです。
つまり、プレゼンの内容そのものよりも、外見を磨いた方がはるかに簡単にあなたの印象を良くすることが出来るということです。
コーチ・コンサルタントなどの講師は高額なサービスを提供しているので、カジュアルな格好の人よりキチンとした人が選ばれるのは当然です。
特にあなたが若ければ、なおさらキチンとした格好をして信頼を得た方が賢いと言えます。
あえてカジュアルな格好でハンデを背負ってセミナーをする必要は全くありませんからね。
また、その時はある程度高いスーツを着て、あなたが成功者であることを見せることも重要です。ただスーツを着ていればOKというだけでなく、パッと見ただけで「あなたのサービスは高そうだ」と思わせることが出来たらしめたものですね!
講師としてセミナーで着るスーツはあなたの服装のコンセプトに即しているか?
あなたはセミナーに限らず、ブログやSNSで自分の写真を載せるとき、ブランディングを意識して見せる写真と見せない写真を別けて考えていますか?
ただ高級なスーツを着ればそれで良いというわけではなく、 服装のコンセプトを明確にして、誰にどのように見せるかを明らかにしたうえで、その見せ方をしていくのが効果的です。
どのように見せるのが正解か?
じゃあどのように服装にコンセプトを持たせてどう見せるのが良いのかという点についてご説明します。
これにはお客さんがサービス提供者であるあなたにどんなイメージを持っているかを把握することが必要です。
例えば、会社員に副業で月に3万や5万円を稼げる方法を提供するのであれば、ちょっとしたノウハウを教えてくれる先生というイメージですから、自分たちよりちょっと稼いでいるというイメージでしょう。あまり背伸びした見せ方をする必要はないと思います。SNSにおいても、高級車を乗り回している写真を載せると、3万や5万を稼いだところで乗れるクルマでは無いですから、胡散臭さがありますよね。
一方でコーチ・コンサルタントに毎月100万以上を稼がせられるコンサルティングを提供しているのであれば、その先生は完全に成功者であることが期待されているわけです。この場合は安いスーツがNGなのはお分かりかと思います。
そして、 あなたはその期待どおりの格好をすれば良いのです。それが正解です。
副業の先生が20万円するようなスーツを着ているのはちょっと怪しくて胡散臭いですし、生徒さんに毎月100万稼がせられるコンサルタントが3万円のスーツを着ているとちょっとガッカリなだけでなく、その実績すら怪しまれるわけです。
自分でどのように見せようかと考えると難しいものですが、期待されている格好をするだけならば簡単ですし間違いはありません。
服装に悩む講師がセミナーで着るのにお勧めのスーツ
コーチ・コンサルタントがセミナーで講師をする時というのは、セールスセミナーが一番多いと思います。つまり、セミナーで信頼を得て、あなたのサービスを買ってもらうという流れです。
その時の服装で圧倒的にお勧めなのは無地のネイビーかグレーのスーツです。ここで派手なストライプやチェックのスーツといった服装をすると、「オシャレ」かもしれませんが、「チャラい」と思われるリスクもあるわけです。
その点、無地は誰からも嫌われません。それでいて最もフォーマルな柄でもあるので、無地だからダサい、野暮ったいといったことにはなりません。
また色ですが、 ネイビーは爽やかさや信頼感、清潔感といったイメージがある色なので、私の一押しです。グレーは大人っぽさや落ち着きを演出出来るので、若い方はグレーでも良いと思います。
同様にシャツやネクタイもストライプより無地がお勧めです。白シャツにネイビーのスーツ、ネイビーのタイという服装はテッパンスタイルですよ!
講師としてセミナーするならいくらのスーツを着るべきか?
価格は5万以上で、出来れば7万以上がおススメです。生地が全然違ってきます。また生地で言いますと、スーツにもシャツにも科学繊維が一切入っていないものを選んでください。化学繊維が入ると一気に安っぽく見えてしまいます。スーツならウール100%で、シャツならコットン100%です。
高級ブランドでも、ウール100%のスーツとウール30%のスーツを平気で同じ価格で売っていることがあるので気をつけてください。
そして サイズは徹底的にジャストフィットにこだわってください。スーツスタイルはサイズが命です。そのためオーダーメイドが大変おススメです。
もしあなたがスーツに10万以上出せるなら、オーダーでも良いですがインポートのスーツもおススメです。ベースのシルエットが格好良いので、オーダーより格好良く見えることが多々あります。
10万円代で有名なのは「デ・ペトリロ」「タリアトーレ」「ラルディーニ」といったところが代表的なブランドでしょうか。この辺りは日本に入ってくるにあたって、日本人の体型に合うようにカスタマイズされたものが多いのも特徴です。あとは国産であれば「リングジャケット」が大変有名です。
シャツにはシルエットもくそもないのでオーダーで良いと思います。むしろセレクトショップで1~2万円のシャツを買うのはコスパが極めて悪いので、それならオーダーの方が賢く良いものを買うことができます。価格と生地のクオリティはほぼ比例するので、白無地のシンプルなものは頑張って良いものを買うことをおススメします。
まとめ
コーチ・コンサルタントの方がセミナーで講師として登壇するのであれば、その時の服装はスーツがおススメです。理由はズバリカジュアルでは選ばれ辛いからです。
キチンとした格好をした人には、キチンと接しようするものなので、服装は本当に大切に考えてください。無地のウール100%のスーツで、ネイビーがおススメです。
見た目が変われば周囲の反応は確実に変わります。第一印象は見た目が9割だからです。外見を磨くと言うのは極めて効果の高い自己投資になりますので、あなたの未来がよりよいモノになってくれたら嬉しいなと思います(^^)